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言葉のリハビリ専門家

勉強

多様な患者を相手にする

言語聴覚士は、音声言語の機能に問題を抱えている人に対し、検査や機能回復訓練を行ったり、生活上の助言を行ったりするリハビリテーション専門職です。また、嚥下機能の障害にも対応します。具体的には、言葉が聞き取れない、聞き取れるが意味が理解できない、言葉をうまく発音できない、食べ物を上手に呑み込めないといった障害が対象となります。言語聴覚士になるには、養成コースのある大学・大学院・短大・専修学校等で必要な単位を修めた後、国家試験に合格する必要があります。学習期間は高等学校卒業者の場合は3年または4年、養成コースのない大学を卒業した者の場合は2年です。養成学校は2016年末現在全国に70校余りあります。国家試験の合格率は全体では60%台ですが、養成学校の新卒者に限れば80%を越えています。言語聴覚士の特徴は、先天的な障害を持つ幼児から認知症のお年寄りまで、対象となる患者さんが非常に多岐にわたるというところにあります。そのため、就職先の選択肢が多いというメリットがあります。中心となるのは病院や診療所などの医療機関で、現役言語聴覚士の7割近くが働いていますが、他にも児童養護施設・老人保健施設・特別養護老人ホームなどで活躍している人もいます。また、就職率自体が他のリハビリテーション専門職に比べると高いという評判もあります。これは言語聴覚士の制度が発足したのが1997年と比較的新しいため、有資格者の絶対数が不足気味であることによるものです。